2017年3月に過去のレガーロへの扉が開きました。
そして9月には白い霧と共にまたレガーロ島への旅券を手にすることができる喜びが生まれました。
ということで、舞台アルカナ・ファミリアの三作目となるEpisode0が無事千秋楽を迎えることができました!!
キャストの皆様、アンサンブルの皆様、メイク衣装照明音声映像振付現場スタッフの皆々様、作曲の印南さん、脚本の喜多村さん、そしてすべての演出を魂込めて作り上げて頂いた八十島さん本当にありがとうございました!
もちろんご来場頂きました島民の皆さまや、来られなくともレガーロを愛する皆さまが居て、初めてこの物語は完成するものなのだと思います。
制作の映劇の豊さん(@yohkoy)からツイッターで感想を頂いておりますので是非ご覧ください!
Episode0というデビト・パーチェ・ルカの幼馴染三人組に視点を当てた本作に、無印のヒロインであるフェリチータ以外の女の子『ステラ』がファミリーに関わることは私たちも不安でした。
でも、彼女にはフェリチータの友人になって欲しかった。
そうなっている未来もある、そう願いたいという気持ちで原作の年表を細かに丁寧に共有していきました。
その想いは観ないとわからない。まさに初演の舞台のときの感想と同じで、それはキャストの皆様も同じだったかと思います。
だからこそ初回二回目と公演後の空気を感じるたびに、伝わって感じて頂けたことに感謝する毎公演でした。幸せな座組とは言ったもので、ゲストやご出演していない前キャストのみなさんから作品を気にかけて頂いている喜びも受け取りました。
絆と運命の物語である『アルカナ・ファミリア』は成長を忘れない、まさに神秘の家族ですね。
この言葉は本当はEpisode0の初演前に言えればよかったです。
でも時間は戻せないのが私たちの現実です。
そのおすそ分けとして本公演DVDの発売も決定しておりますので、ぜひぜひ想いを共有して沢山の人にレガーロ(贈り物)を分け合っていければ…と思います!
◆2017年3月公演【舞台アルカナ・ファミリア Episode0 希望の花】公演DVD
ご予約はこちらから→ http://eigeki.thebase.in/items/5579661
昨年1月のValentino、そして9月に公演された23枚目のタロッコのDVDもご予約受付中ですので、Episode0から結ばれていく経過をご覧ください。
◆2016年1月公演【舞台アルカナ・ファミリア Valentino】公演DVD
好評発売中→ http://eigeki.thebase.in/items/3200603
◆2016年9月公演【舞台アルカナ・ファミリア2 -23枚目のタロッコ-】公演DVD
4月発売予定!→ http://eigeki.thebase.in/items/5579554
ということで、パカ子の感想御礼コーナーです。
※公式見解とまではいきませんのでご了承ください。
アルカナ・ファミリアは運命(の輪)を廻す物語です。
誰かが諦めても別の誰かが諦めない限り、どこかに続く道があって巡り巡って最後は『幸せ』に繋がっている物語です。
その幸せの形はそれぞれかもしれません。
ゲーム先行CDやTVアニメではゲームと違う一面を見せていることもありました。
それは私たちも同じで、まったく同じ印象の人間なんていないのだと。自分が望むだけ印象を求めていることで『可能性』を封じてしまうならそれはいやだなと思い、常に関わる人の意思を尊重してきました。
舞台では初演から舞台オリジナルの物語が描かれていましたので、新しい広がりを感じるワクワクを覚えました。それはこの先も変わること無く可能性として受け取っています。
答えは一つではなく、感じ取ったことでその答えも増えているといいですよね。
デビト役 嶋崎裕道さん
この熱い子があのデビトに到達してくれるんだという印象を新たに作ってくれてありがとうございました!無印では完成されている大人(のつもり※隠している)なので、未完成さと熱さと大人ぶりたいところが見えるたびにほっこりしていました。
迷って悩んで苦しんだ日々が、未来の実と花になりますように。
パーチェ役 村上渉さん
顔合わせの日にニッコリと笑って迎えてくれたことが一番の印象です。
笑顔の似合うパーチェだけど実はどこかネジが外れていて。
そのネジを締めたり、根底にある暖かさで包んだり、悩みを抱えたりするパーチェをありがとうございました!命への祈りはやっぱり彼にしかわからないところだと思います。
ルカ役 荒一陽さん
がんじがらめになっていても、絶対に周りを守ろうとする優しいお兄さんルカ像です。
かっこよすぎないで下さい、という無茶なお願いもしましたがにじみ出ていましたね!
まさに守るべきものを見つけていく過去のルカでした。
靭やかな優しさは別の角度で見ると違うものにも映る、そんな表情をありがとうございました。
ジョーリィ役 塩口量平さん
Epi1,2と歴史を繋ぐ相談役をありがとうございました!
厳しさの裏に見えるものはきっと伝わっていると思いますし、今でなくてもいつか気づくはずです。
誰か一人でも覚えていれば、それが残る限りセカイは完成するものだと思っています。それは寂しさと愛しさがないまぜになる稀有なものだといいな、と。
あと、早着替え&打点の高いジョーリィキックが見られるのは舞台だけ!
ステラ役 倉持聖菜さん
新しいファミリーとして変化球のようにやってきたステさんには、本当に不安を抱かせてしまって心苦しい気持ちでした。でも、この選択が間違っていなかったと断言できる素敵な女の子をありがとうございました!
先述通りステラにはフェリチータの友人になって欲しかったのです。これはあくまで個人の希望ですが、辿り着く先は受け取り手次第ということで想像を膨らませることができました。
そしてアルカナ無印のOP曲名はStellina (スッテリーナ)です。まだ会えない『誰か』の中に居て欲しいと願います。
舞台の上のステラは客席含めてみんなの妹で家族でした。
ようこそ、アルカナ・ファミリアへ。
そして、レガーロ島民として参加いただいたアンサンブルの飯嶋拓生さん河野伸之介さん佐久間章裕さん(カーミラ!)塩島弾さん菅原奈月さん寿松昇樹さん涼さん、原作を守って大事に脚本を創って頂いた喜多村さん、家族と絆を細やかに読み取って繋げる糸を沢山織り込んでくれた演出の八十島さん、諜報部として制作して頂きました映劇ライヴエンタテイメントの皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました!
今回の作品に関わった皆さんでないと創れない世界でした。
見れば見るほど発見がある舞台アルカナ・ファミリア、通称アルステをどうぞこれからもよろしくお願い致します。
2017年3月7日
アルカナ・ファミリア 広報(っぽい人)
アル・パカ子( ●´ェ`● )
なんと今回パカ子宛にもお手紙を頂いてしまいました…!恐縮です!
お手紙というものは自分の想いを文字に書き起こす特別な時間でもあるので、本当にありがたい限りです。温かいお言葉本当にありがとうございました!でもご無理なさらず!
愛着を枷にせず自分の選択で世界を見つけてくれる素敵なレガーロ娘の皆様に心からの感謝を。